The charm of hidden beauty vol.11 70周年を迎えたアルビオンを、
孤高のブランドにした、
2つの信条とは?

70周年を迎えた「アルビオンの不思議」が
また話題になっている?

70周年を迎え、今また改めて「アルビオンの不思議」が、話題となっている。ユニークな魅力をたくさん持っているからこそ、「アルビオニスト」とも呼ばれる熱狂的なファンがいる孤高のブランドであることがクローズアップされているのだ。でも一体何がどう違うの? その不思議のもとを、今一度掘り下げてみたくなった。

まず、何といってもアルビオンを象徴するのは50年ロングセラー「スキコン」。70周年に際してまた注目を集めているのは、やはり他に似た化粧品が見当たらないからなのだろう。確かにこのスキコン、時が経てば経つほどなおさら独創的であることが浮き彫りにされていく。そういう意味でも、やはりコスメ界では特異な存在と言っていい。
考えてもみてほしい。目まぐるしくコスメトレンドが入れ替わっていった激動の半世紀、ずっと愛され続けてきたのも驚きだけれど、同じような生い立ちの化粧品は記憶になく、まさしく孤高の存在でありつづけたのだから。

モノづくりの2つの信条が
見事にリンクする時、何が起こる?

アルビオンのモノづくりの信条と言えるものが2つある。まず「この世にないものを作ること」。そして一つ一つの製品が「美肌の職人」であること。そう、何が何でもアルビオンが好きという「アルビオニスト」を生んでいる理由は、まさにそこにある。
2つの信条は見事にリンクしていて、あくまで他にないものを作ろうとしたら、自ずと美肌づくりの職人芸を極めようとするし、目に見える美肌づくりに挑んだら、自ずと他にないものが出来上がるはずだから。
ただスキコンの場合は、この両方が同時に実現したからこそ、類い稀なロングセラーとなったのだとも言える。つまり、生まれる段階からユニークであることと美肌づくりの精神がうまく連動している化粧品は、必ずや人を魅了し、離さない、ずっと魅了し続ける、という法則が生まれるのだ。

アルビオンが誇る美肌の職人技は
どうやって叶えられたのか?

じゃあ、その美肌の職人技はどうやって形にされてきたの?それは、化粧品を"肌と目"を使って作ること。どういうことかと言うなら、理論はきちんとクリアしながらも、単にこの成分を配合すればこうなるはず、というロジックに頼らず、どうすれば"見るからに美肌”になるのか?を、開発者自らが自分の肌を使い、また自分の目で見ることによって、肌がリアルに美しくなっていることを確認。これを何度も何度も比較し、膨大な試作品を絞り込むことをコツコツとやっていく……。
つまり、誰が使っても美しい肌印象へ導くことに強いこだわりを持ち、一品一品丁寧に作るような作り方をしてきたのだ。それこそが、アルビオンは美肌職人と言われる所以。
そうやって商品を研ぎ澄ませていくほどに、今までにないものが出来上がっていくのは、わかるはず。そうでなければ意味がないと考える、それがアルビオンなのだ。

「乳液が先」の乳液も、
実は2つの信条のもとに生まれた

例えば創業時の70年前も、ともかく他にないものを作って欲しいという特命を受けた開発者が作り出したのが、「乳液が先」の乳液。
言うまでもなく、洗顔後は、化粧水→乳液という順序が既に常識だった時代に、洗顔後にすぐ乳液を持ってくることで、油を油で落とす台所の常識をそこに取り込み、洗顔後の肌をさらに清潔にしながらも潤いを与えると言う全く独自の方法を見出した。
そうしたら、まさにどこにもないユニークな製品でいきなり美肌の職人技が生まれると言う、2つの目的が同時に果たせてしまったのだ。これこそがアルビオンの原点なのだと改めて感服させられる。

かくして70年間、あらゆるものをそういう風に作ってきたからこそ、他にはない独創的な製品の美肌仕上げに魅せられる、熱狂的なファンが形成されてきたということ。

象徴的なロングセラーを育てた
「育ての親」とは誰か?

ただ、そうした名品たちが作りっぱなしではなかったことも、「アルビオンの不思議」を生んだ強みの一つなのだろう。
例えばスキコンが、いかに人気のある製品であっても、放っておいたらやはり新しい製品にとって変わられてしまったはず。でもその類い稀なポテンシャルに気づいたからこそ、手を変え、品を変え、店頭ではコットンに含ませてお客様に体験いただき、丁寧に紹介、ロングセラーを育てていったと言う経緯がある。作り手だけではなく、売り手も一人一人が、この名品をロングセラーに育て上げる「育ての親」だったのである。

70周年を迎え、尚さらこの2つのシンボル、スキコンと乳液がこれほど魅力的に見えるってすごいことではないだろうか。これはこの先80周年も90周年も、そして100周年も変わらないと思う。と言うよりも、このモノづくりのドラマがさらなる驚きをもたらすことになるだろう。それがアルビオンだということ、改めて知っておきたい。

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